不動産デベロッパーのインターンは行くべき?【現役デべが解説】

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不動産デベロッパー

不動産デベロッパーのインターンは行くべきか?
現在大手総合デべに勤務しているシロクマが解説します。

不動産デベロッパーのインターンは行くべき?

デベロッパーへのインターンは行くべきか?答えはYESです
正確に言うと、「行きたいデベロッパーのインターンに行くべき」と考えています。
今回はその理由を説明いたします。

総合不動産デベロッパーのインターンの特徴

①業務内容はわからない

総合不動産デベロッパーはその業務内容が多岐にわたります。

皆が同じ業務をずっと行うというものではなく、
多様なアセット(オフィスビル・住宅・商業・・・etc)、多様なフェーズ(土地の購入・開発・維持管理)での業務となるため、
誰でもできる簡単なもの~専門知識を必要とする難しいもの、暇な時期~忙しい時期と様々です。

要は、インターンに行くだけでは、どんな業務を行っているかはわかりませんし、
その部署の業務を数日体験しただけでは将来の仕事をイメージするのは難しいと思います。

ただし、マンションデベロッパーをはじめとした「専門デベロッパー」を志望する場合、
業務内容が絞られるので総合デべと比較すると業務内容がわかると思います。

②選考には有利

選考には間違いなく有利に働きます。
これがインターンをおススメする理由です。

日本の企業は一度正社員として採用した場合、よっぽどの理由がない限りクビにはできません。
会社としては、不動産の普通借家よりも、よっぽどタチが悪い制度です。

なので人事としても「優秀な人を入れたい」<「地雷の人を避けたい」と考えていると思います。
特にデベロッパーは少ない人数に高い給料を支払い大きなプロジェクトを回しているので、
無駄にお金のかかる人は絶対に入れたくないはずです。

インターンではその人の性格や論理的思考、自分は大丈夫ですよ、と証明できる重要な場です。
さらに選考フローも特別なものになる、社員の話も数多く聞けるなどなど、メリットしかないです

また、インターンに落ちたからと言ってデべの選考が不利になることは無いです。
実は私もインターン落ちてますが本選考で採用されていて、他にもそういう人がいます。
もちろん、インターン受かった人より遅れるのは事実ですが、
だからといってインターンを受けないのは正直もったいないでしょう。

③本選考の練習となる

インターンでの面接やグループディスカッションは本選考前の貴重な練習となります。
本選考ほどでは無いとはいえ、デベロッパーのインターンは倍率が非常に高いケースが多く、
明確に合否を判定されることとなります。

自分の悪かった部分を反省できる場として、この上無い機会だと捉えて
しっかりと準備をして選考に望みましょう。

最近はコロナの影響でオンラインでの選考が多いかと思います。
自宅で受けることがほとんどだと思いますので、
自分の選考での受け答えを録音し、正しく受け答えできているか、
言葉遣いに問題は無いか等を客観的に確認すると多くの反省点が見つかると思います。

④就活仲間が増える

これが意外と大事です。
就活時ももちろんですが、入社後もこの人脈は重要なものとなります。

まず、就活時は貴重な情報を共有してもらえます。
更には同じ就活という戦いを乗り越える敵であり友であるので、
少なくとも1人で乗り切るよりはプラスへ働きます。
時々プレッシャーにもなりますが、振り返ってみるとと
いい意味でのプレッシャーだったなと思っています。

また、入社後もこの人脈は非常に重要なものとなります。
デベロッパーは採用人数が特に少ない業界のため、
違う会社であっても情報交換や交流の機会が頻繁にあります。

人脈を広げるという意味でもデベロッパーのインターン参加はおススメです。

結論

結論としては、総合不動産デベロッパーのインターンへ参加することは、
「業務内容はよくわからない」ものの「本選考で有利になる可能性がある」ということで、
受かりたいデベロッパーのインターン選考は受けましょう

デベロッパーの倍率は毎年数百倍と非常に高いので、
少しでも有利になり合格へ近づけるように人と差をつけるような工夫や努力を続けましょう!

インターン面接での注意事項

本選考ではなく、インターン面接での注意事項を記載します。
インターンは私自身が割と落ちているので成功体験というよりは、
今思えばこうしておけばよかったという内容で記載します。

これは私の個人的な考えですが、以下3点があればインターンは受かると思います。
①なぜその企業のインターンを受けたいのか
②論理的に説明する能力 or コミュニケーション能力
③企業研究等はまだ深堀できていない言い訳
(若干ベクトルの違う3ポイントなのはご愛敬で)

なぜそのインターンを受けたいのか

インターンの面接なので、その情熱を伝えましょう。無ければ嘘でいいです。
自分独特の経験と絡ませて、エビデンスを添えて説明しましょう。

今パッと考えた嘘ですが、例えば、
・親が建築系で家には建築雑誌が置いてあった
→建物に興味があって将来は建物に関わりたい、ただ理系の素質が無かったので就職はデべ系を。

・大学生のころに近くで開発があり町全体の雰囲気が変わった、
イベントもたくさんあってこの歳になって初めて自分の街だなと意識するようになった
→デべすげーと興味をもった

・おじさんが総合不動産デベロッパー出身で、めちゃくちゃ仕事にやりがいを感じてる
→興味を持って調べたら面白そう

嘘でもなんでもいいので、まあ、なんでもいいのですが、
「この人は本当にインターンに参加したいんだな」と
思ってもらえるようなことが言えればOKです。

論理的に説明する能力 or コミュニケーション能力

総合不動産デベロッパーは様々な業務を行います。
なので○○に関する知識があるのかや、これまでの経験がどうだったか、よりも
論理的に思考する能力 or コミュニケーション能力があるかどうかを重要視されます。

要は今ある知識的な話ではなく、ものの考え方や人当たりの良さといったポテンシャルです。
知識など、この先何十年と働く中で身につけてもらえれば良い、
学生の中で知識が多いなどどんぐりの背比べということです。

コミュ力に関しては正直一朝一夕では身に付きません。
ただし、論理的思考に関しては努力次第で半年もあれば十分身につくと思います。
ロジカルシンキングだとか、そういった話なのですが、興味がある人は本を探してみてください。
参考に私が読んだことあるもののリンク載せておきますが、他にもたくさんあります。

私の場合、社会人になってから研修で学んだのですが、
ロジカルシンキングができるかどうかで仕事の出来は圧倒的に変わります。

一度騙されたと思って学んでみてください。

企業研究等はまだ深堀できていない言い訳

企業研究は、本選考ではマストですが、インターンではそこまで求められないと思います。
ただ、何も理由がないと就活に対して不真面目、その会社に入る気は全くないなど
悪い印象を持たれる可能性があるため、何かいい訳は考えておきましょう。

こちらの理由も嘘で全く問題ないので、
・恥ずかしながら1か月ほど前まで部活動(留学・バイト・サークル)に明け暮れていて、
御社の業務内容等に関して十分に調べられておりません。
・もともと別の業界を志望していたのですが、1週間前に合った合説で
デベロッパー業界に興味を持ったため各社の色まで深堀できていないのですが、、、
などなど、それっぽい嘘で乗り切りましょう。

要は、悪い印象を相手に与えず、自分が準備できていないことを素直に認めて
それっぽい適切な理由があることを伝えて乗り切ります。
※本選考時はきちんと準備してください。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は、デベロッパーのインターンを受けるべき理由と、
面接時の注意事項をまとめてみました。

他の記事では選考全般に関して解説しておりますので、
良ければ他の記事も参考にしてみてください。

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