不動産デベロッパーはなぜ人気なのか【デベロッパー勤務の経験を基に解説】

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不動産デベロッパー

不動産デベロッパーがなぜ人気なのか、実際に総合不動産デベロッパーで勤務する身として
その魅力と、就活生のイメージと実際のギャップを詳しく解説していきます。

不動産デベロッパーとは

不動産デベロッパーの業務を簡潔にまとめると、
土地を購入する用地取得」→ビルやマンションを建設する「開発事業」→賃貸や販売等「運営・管理・売却」を行うことで収益をあげるものです。
街中でよく見かけるマンションから、東京の一等地にある超高層ビルまで手掛けます。
不動産開発を行う上で必要な土地購入費、建設費、これらは数百億円規模となることも多く、
この非常に高額な開発費用を捻出できるような企業は限られています。

「もっと知りたい」という方は、別記事でまとめているので参考にしてみてください。

不動産デベロッパー人気に関して

高倍率で有名な不動産デベロッパーですが、
近年はより人気が高まっている状態です。

例えば、2022卒「ダイヤモンド就職先人気企業ランキング」では、
文系男子、10位森ビル、12位三井不動産、13位三菱地所、19位NTT都市開発
理系男子、8位森ビル、11位NTT都市開発、18位三井不動産
文系女子、5位森ビル、6位三井不動産、11位三菱地所、16位NTT都市開発、
理系女子、1位森ビル、2位NTT都市開発、3位三井不動産、12位東京建物、18位日鉄興和不動産
というように、多くのデベロッパーがランキング上位に食い込んでいます
男子からも人気な不動産デベロッパーですが、比較的女子から高い人気があるようです。

不動産デベロッパーの魅力

不動産デベロッパー人気の要因となっている魅力に関して解説いたします。
また、就活生の持つイメージと違う実態に関しても解説いたします。

デベロッパーの魅力

若手から裁量が大きい

採用人数が少ない分、若手の裁量が大きいという特徴があります。
住宅にしろオフィスビルにしろ、担当は数人ということがほとんど
その一方で不動産という高額、かつ、多くの人々に影響を与える商品を扱うことになります。
そのため、若手の内から協力会社への指示や、お客様への対応を担当し、
何百万、何千万、又は億単位の影響を与える業務に携わることとなり非常に刺激的です。

給料が高い

デベロッパーは少人数で大きな金額を動かす業種のため、
給料が非常に高いという特徴があります。
実際に週刊誌の平均年収ランキングをみても、常に上位へランクインしています。

仕事をする以上、その対価としてもらえる給料は高いに越したことはありません。
この給料の高さもデベロッパーの魅力です。

多様なアセット・多様なフェーズを経験することができる

総合不動産デベロッパーは、ビル・住宅・商業・ホテル・物流・・・と
一つの会社でありながら非常に多くのアセットを扱っています。
そのため、実際に業務で携わるアセットも多岐にわたることが多いです。
加えて、仕込みの土地購入から運営・管理フェーズまで自社やグループ会社で行っていることが多く
同じアセットでも異なるフェーズの業務を経験することができます。

特に大手総合デベロッパーでは若手に対して10年で3部署を経験など、
多様な部署で多様なアセット・フェーズを経験することができます。

労働環境が良い

ひと昔前まで、デベロッパーは賃料が高いオフィスをテナントへ貸し、
自分たちは賃料の安いビルへ入居しているという特徴がありました。

しかし近年の働き方改革から、この状況への見直しがあり、
最新オフィスに自社を置き、フリーアドレス・ABW等の
新しいワークスタイルを導入する会社が増えてきました。

テナントへ高いオフィスを売る以上、自分達も高品質なものを経験することが
大切という考えにシフトしてきています。

最新オフィス・新しいワークスタイル・都心立地と、
労働環境としてはこの上無いのもデベロッパーで働く魅力の一つです。

上司・同僚に優秀な人が多い

ここまで触れてきたように非常に魅力の多い総合デベロッパーには、
高倍率を突破した優秀な人が多いという特徴があります。

そのため、仕事をしていく中で理不尽な指示や依頼を受けることが少なく、
対人関係でのストレスは比較的少ないと思います。

以下の参考記事でも仕事が辛い理由の多くは対人関係です。
「親と上司は選べない」そんな世の中ですので、
共に仕事を行う上司・同僚が優秀なのも魅力の一つではないでしょうか。

就活生の持つイメージと違うところ

ここまでデベロッパーの魅力を多数紹介してきましたが、
一方で就活生の持つイメージと実際に仕事をしてみて感じる違いを解説いたします。

大型物件でのやりがい

就活生の間は、「何百億円という大きなPJに参加して大きな仕事をしたい」、
「総合不動産デベロッパーならではのSクラスビルの開発に携わりたい」、、、
ということを思い描いていましたが、実際仕事をすると手ごろな中小規模物件を担当したくなります。

というのも、大型物件は土地購入~竣工まで10数年単位で時間がかかり
自分の行った業務から達成感を得るというのが難しい
というのが実態です。

また、大型物件を実際に担当すると実際の業務は行政との細かな調整、
地権者との調整(裁判沙汰になることも、、、)等、非常に泥臭い業務を多数行います。
大型物件は関係者が非常に多く、基本的に業務を外注するのですが、
外注では手に負えないセンシティブなものや泥臭いものを担当します。

一方で中小規模物件であれば、数名の承認者へ説明・理解を得られれば
物事を前に進めることができるため非常に達成感・やりがいがあるというのが実態です。

志望動機等で「大きい仕事がしたい」という方は、
面接官から突っ込まれる可能性もあると認識しておきましょう。

おわりに

いかがだったでしょうか。
デベロッパーがなぜ人気なのかを解説させていただきました。
別記事で、デベロッパー就活におススメな本、就活中に役立つ情報を紹介しているのでぜひ参考にしてください!

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