今回はYouTubeのゆっくり実況が儲かるのか、実例を交えて解説していきます。
実際にどのようなジャンルの動画があり、推定収入はどれくらいなのか等、
実際に複数チャンネルを運営する身として詳しく解説していきます。
ゆっくり解説とは
ゆっくり解説とは、ゆっくりボイスと呼ばれるsoftalk系のソフトを使用し、アニメから時事問題と様々な題材を解説・紹介する動画のことです。
「Softalk」というフリーソフトを使用することで作成した人工音声のこと。
無料かつ簡単に編集・作成可能なため広く普及している。
当初はゆっくりの大元となった「東方Project」キャラが紹介するという形式の動画が多かったのですが、
現在では別のキャラクターが解説するもの、紹介人物が存在せず音声+スライドのものなど、多岐にわたっています。
同人サークルの上海アリス幻樂団によって製作されている著作物のこと。弾幕シューティングを中心としたゲーム、書籍、音楽CDなどから成る。『東方Project』の作品を一括して『東方』と称することもある。詳細はこちら(wikipedia)
東方キャラは、同人サークル以外で商用利用するには作者様の許可が必要となります。(詳細はガイドライン参照)
そのため、企業等がゆっくり実況を収益目的で行っている場合は、この規約に違反しないために別のオリジナルキャラを使用することが多いです。
副業として行うには
実際にゆっくり実況を副業として行っている身として、なぜゆっくり実況が良いのか、その魅力を紹介します。
顔出し・声出し不要
副業として行う際には身バレに注意することが多いかと思います。
ゆっくり実況であれば、声・顔を一切出さずに動画を制作・公開することが可能なため、身バレを一切気にせずに活動を行うことができます。
誰でも作れる=外注可能
ここではおススメの外注先を3つ紹介します。
クラウドワークス
![](https://fire20s.com/wp-content/uploads/2022/03/スクリーンショット-19-1024x420.png)
クラウドワークスは利用者の多いサービスなので、
外注の案件を出した際に多くの人から反応をもらうことができます。
クラウドワークスの強みとしてはスカウト機能があることでしょう。
スカウト機能を使用することで、仕事を任せたいと思う受注者に対してのみ依頼をかけることができます。
なので、細かい仕事ランク判定はありませんが、
大量の仕事を一定クオリティ以上で発注するような場合は適しているといえます。
ランサーズ
![](https://fire20s.com/wp-content/uploads/2022/03/スクリーンショット-21-1024x508.png)
ランサーズは日本最大級のクラウドソーシングとして有名です。
大企業から一般人まで幅広い層が利用しており、募集をかけるとすぐに応募が来ます。
また、応募者がランク付けされているのも分かりやすいポイントです。
報酬額やレスポンスの速さなどで細かくランク分けされているので、高ランクの人に頼めば安心です。
大規模サイトは様々な人がおり、クオリティの高い人もいるので非常に助かります。
ただ一方で、ランクが高い人はその分単価も高いことが多く、
なるべく安く動画制作をしたい場合には不向きかもしれません。
一方で、安定したクオリティで大量の動画を外注したい場合等には、
たくさんの応募が来る・クオリティがランクで分かる
という点から利用に向いていると思います。
Reach for Your Channel
![](https://fire20s.com/wp-content/uploads/2022/03/スクリーンショット-9-1024x483.png)
「Reach for Your Channel」は、クラウドワークスやランサーズのように大規模な有名サイトではありませんが、
その分受注者が絞られているため選びやすいという特徴があります。
こちらのサイトは動画制作に特化したクラウドソーシングサイトで、
声優以外にも動画編集者やイラストレーター等が登録しています。
なかなかマニアックなサイトなので、
逆にこれを知っているような動画投稿者(発注者)は経歴が長かったりするため、
トラブル等も少なく済む可能性が高くおススメとなっています。
個人で運営するYouTubeチャンネル等で業務を発注する場合には、
このような小規模サイトも業務発注に向いています。
誰でも作れる=売却可能
誰でも作れるということは事業譲渡も可能ということになります。
「チャンネル制作に飽きてしまった」「本業が忙しくなり時間を割くことができない」
そんな時はチャンネルを売却してしまうのも選択肢の一つでしょう。
どれくらい稼げるのか?
ひと昔まで前まではYouTubeの広告単価は1動画0.1円なんて言われていましたが、今では1~0.2円程度が相場となっています。
広告費は視聴者層、動画の長さ(何本広告が入っているか)、いつの時期か(1月とかは低い)といった要素で金額が決定されます。
そのため動画によって収入が全く変わってくるのですが、
例えば私がやっているひと昔前のアニメ解説動画(1動画の長さ15分~)であれば、
20代前半が一番多い視聴者層で、平均単価はおよそ0.4円です。
週1本の投稿で、どの動画もだいたい5万再生はされるので、月に10万円くらいは入ってきます。
ただ稀に30万再生等の動画もあるので、月に50万円を超えることもあります。
といった具合で、あまり安定した収入は望めませんが、バスった時の爆発力はすさまじいので副業としておススメです。(本業だと精神的にしんどい時期がありそう。)
収益化できるまでの時間
これは実際に私が運営しているチャンネルの中で、最近調子が良かったものの例です。
このチャンネルは、動画投稿開始からおよそ2か月、10本目の投稿あたりで1000人を突破しました。
2か月は相当早く結果が出た事例ですが、それでも2か月はタダ働きです。
強いメンタルを持って動画投稿を続けましょう。
注意点
繰り返しの多いコンテンツ
一種の病気のようなものと思ってあきらめましょう。
感覚としては、対策をしていたとしても3割くらいは審査から落ちるイメージです。
ゆっくり実況のその手軽さが原因で、毎日大量の動画が投稿されています。
YouTubeのAIからすると、こんなにも同じ人工音声の動画が投稿されるのはおかしい
→プログラミングを組んで自動で作成した悪質な動画を流しているのではないか?
→AIの審査的にはNGです。ちゃんとお手製で作っていることを証明してください。
といったプロセスで審査から落とされてしまいます。
パクられる
誰でも投稿できるということは、すぐ真似されるということです。
チャンネルが伸びるにつれて、ほぼ同じ内容のチャンネル・動画が大量生産されます。
そうなる前にファンを作る、編集に凝る、小ネタを挟む等の工夫で乗り切りましょう。
正直、この部分に関しては明確な回答が出せていない状況です。
中には動画や概要欄、そのほか諸々をそのままコピー、上から違う画像を少し重ねて投稿、なんてこともされるみたいで対応が難しいと思っています。
さいごに
いかがだったでしょうか。
このブログでは実際に副業でYouTubeをやっている投稿主が様々なおススメ、方法を解説しています。
別記事も複数あるのでぜひ参考にしてみてください。
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