YouTubeでよく見かける「漫画動画」。
急上昇ランキングに載っていることも多々あり、皆さんも見かけたことがあるのではないでしょうか。
このジャンルは顔出し不要、いわば誰でもできるジャンルなので非常におススメですが、
一人でシナリオ・漫画イラスト・声・動画編集まで担当するのはなかなか骨が折れます。
なので、今回は専門分野は専門家に外注してしまおう!という考えで
どのように収益化・外注するかを解説していきます。
漫画動画に必要なもの
漫画動画を作成するにあたり必要なスキルは以下の4点です。
- シナリオライティング
- 漫画イラスト作成
- ナレーション
- 動画編集
冒頭にも書いた通り、1人でこの4つを行うのは非常に骨が折れます。
そこで、今回はこれらを外注して1つのチームで動画投稿を行うのですが、
実際の作業に入る前に、きちんとチャンネルの設計を行う必要があります。
今回はチャンネル制作の上で大切な企画の部分を解説します。
最初に
まず最初に行うのが企画です。
ここで行った企画の情報を基に、シナリオやイラスト、ナレーション等を行います。
企画では具体的にどのようなことを行うかというと、ざっと以下のような形です。
- 競合調査
- ターゲット選定
- チャンネル名の決定
- チャンネルアイコンの決定
- オープニング・エンディング等の選定
競合調査
似たジャンルでの動画が無いかを徹底的に調べます。
YouTubeで検索をかけるのでもよいですし、ある程度金銭的余裕がある場合は
YouTubeのAPIを利用してリストアップするのもよいでしょう。
ここで注目すべきなのが「最近伸びているか」です。
過去に流行ったオワコンのジャンルで攻めるよりも、
最近はやっているもので挑戦した方が視聴回数が伸びるのは誰でも想像つくと思います。
個人的に目安としているのは「初投稿から3か月以内で収益化できている競合がいるか?」です。
これを一つの指標として、そのジャンルの流行り廃りを判断します。
YouTubeで最速収益化を狙うのであれば、人気が出てきた競合の波に乗るのが一番手堅い方法です。
ターゲット選定
どういった年齢層の男性なのか女性なのか、どういった悩みを抱えた人なのかなど、
なるべく具体的にペルソナ設定を行います。
そうすることで、チャンネル内のちょっとしたテイストやくすっと笑える時事ネタなど、
視聴者を楽しませることができる内容を織り交ぜることができるようになります。
このターゲット設定を明確にしておくことで、
動画を制作するうえでの様々な判断が軸の通ったものになるでしょう。
チャンネル名の決定他
チャンネルの内容、ターゲット等から考えたチャンネル名を設定しましょう。
「なんとなく」や「インパクト重視」では無い形で決める方が望ましいです。
そのほか、オープニング等もチャンネルのターゲット等から考えると良いでしょう。
外注に関して
漫画動画作成には多くの外注が必要となります。
ここでは各フェーズの中でも特に外注する必要がある
①ナレーション ②漫画制作
の外注でおすすめなクラウドソーシングサービスの別記事を紹介します。
興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
ナレーション
漫画イラスト制作
業務の外注で意識すること
業務を外注する際は、以下のポイントを明確に伝えておきましょう。
- 作りたい動画のイメージ
- 公開までのスケジュール
トラブルを防ぐためにも、案件内容・個別連絡と複数回伝えることがおススメです。
フリーランスの方は、上司等のまとめ役がいないので
これでもかと安全に仕事を進めていくことが大切となっています。
私自身、過去にいくつかトラブルを起こされているので、
この辺りは徹底することをおすすめします。
<トラブル事例>
・ギリギリのタイミングで低クオリティの動画を提出
・ギリギリのタイミングで間に合わない旨の連絡
・動画の台本を持ち逃げ、勝手に別のチャンネルでアップロードされる
「諸事情により間に合わない場合は〇日前までに連絡してほしい」等を説明することも大事かもしれません。
依頼から検収まで 外注の主な流れ
- 依頼
- 契約
- 打合せ
- 納品・動画チェック
- 検収・振込
動画制作は主に上記のような流れで進んでいきます。
それぞれでどのようなことを行うのか、意識すべきポイントを記載いたします。
依頼
依頼する際は認識の齟齬が生まれないように、丁寧に記載することが大切となっています。
- 動画の長さ・求める本数
- 報酬
- 納期
- 作業範囲
- 報連相のタイミング(間に合わない可能性がある場合は3日前連絡等)
また、求めている人材にリーチできるように
分かりやすいタイトルで募集をかけることも大切となっています。
具体例としては、
「【継続あり】YouTube動画編集 ゆっくり実況編集経験ある人優遇」など、
ざっくり仕事内容が分かるようにすることがおススメとなっています。
契約
業務委託契約書を締結して契約を結びます。
個人で外注する場合、業務委託契約書まで用意せずとも問題ない場合も多いですが、トラブルを少なくする意味でも個人的にはおススメです。
最近では電子契約ができるクラウドサインというものがあり、
基本的にはメールのやり取りのみで対応可能なのでおススメです。
(月5件まで無料、無制限プランは有料)
打合せ
打合せは仕事の内容・納期・単価等の認識ずれが無いように確認することが大切です。
また、打合せで決定した内容・確認して後日連絡するような内容等は、
議事録を作成して認識齟齬が無いように伝えることが大切です。
言った/言わない、問題に発展することもあるので、
この辺りはきちんと対応することが大切だと思います。
納品・動画チェック
動画の納品完了後、動画をチェックする必要があります。
誤字や効果音・テロップミス等が無いかを確認しましょう。
修正点があればできる限り細かく具体的に指示してあげましょう。
「〇〇な雰囲気を足す」等のあいまいな指示だと、修正が重なり、
お互いにとって不幸な結果となってしまうことが想定されます。
動画の納品には下記のようなサービスがおススメです。
・グーグルドライブ
・ギガファイル便
・Teams
検収・振込
編集された動画が送られた後は、チェックを行います。
チェック完了後は報酬の支払いを行うのですが、これには請求書のやり取りが必要となります。
無料の請求書作成サービス等で受注者に作成してもらいましょう。
・MISOCA
・RaQool
・freee
報酬は月末締め翌月払いの方法が多いですが、
都度支払いを希望する方もいるので認識のすり合わせは事前に済ませておきましょう。
契約書や議事録等で明記していおくと、
後々揉めることも少なくなると思うのでおススメです。
いかがだったでしょうか。
今回は漫画動画の作成方法や外注、外注するうえでの注意事項をまとめてみました。
まだまだ稼げるジャンルなので、皆さんも是非挑戦してみてください!
それでは。
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