「企業のホームページ作成は業者へ依頼しないといけない」「ココナラやクラウドワークスで頼んでしまおう」と思っている人はいないでしょうか。
実際は知識0の状態から誰でも制作することが可能です。webサービスとは無縁な不動産会社から独立起業した知識ゼロ人間が、どのように企業用ホームページを作成したか初心者にも分かるよう解説します。
・ホームページ制作の流れ
・サーバーやドメインの手続き
・WordPressのインストール方法
・おしゃれなテーマやデザイン、ホームページに必要な機能の設定
完成品のイメージ
まずは完成品のイメージです。
こちらのホームページは、実際に私が知識ゼロの状態からGoogle検索を繰り返し作成したものです。
今回はこのサイトを作成していくまでの流れをわかりやすく解説いたします。

ホームページ作成の相場 いくら節約できるのか
まず最初に、「この記事を読み、自力でホームページ制作を行うことでいくら節約できるのか」について解説いたします。
結論から書くと、20〜50万円程度となります。
昨今ではクラウドソーシング等が活発になったことでホームページ制作の価格も大きく低下しました。とは言え、しっかりとしたデザインのサイトを作成しようとした場合、数十万円程度はかかってしまうのが一般的です。また、今回制作していく企業ホームページは、お問い合わせ機能の搭載やレスポンシブルデザインの採用、またデザインもそれなりに凝った仕様となっているため上記の金額がかかると想定されます。
「閲覧ユーザーが使用するデバイスの画面サイズに応じて表示を最適化するデザイン」を指します。大画面のPCからアクセスした場合と、画面の小さいスマートフォンで表示した場合で表示方法が変化します。
【ホームページの種類と金額】
ホームページの種類 | 制作会社の相場 | クラウドソーシングの相場 |
---|---|---|
コーポレートサイト | 20万円〜300万円 | 5万円〜300万円 |
ECサイト | 50万円〜500万円超 | 5万円〜300万円 |
ランディングページ | 20万円〜300万円 | 5万円〜10万円 |
オウンドメディア(WordPress) | 10万円〜30万円 | 5万円〜20万円 |
オウンドメディア | 30万円〜300万円 | 20万円〜200万円 |
ホームページ制作までの流れ 4ステップで完成
まず最初にホームページ制作の大まかな流れと最低限の基本的知識を解説いたします。
具体的な設定方法等は各項目にリンクのボタンがあるのでそちらを参考にしてください。写真多めで初心者でも分かるように解説しています。
また、1〜3まではスマホだけでも問題なく対応可能なので、スキマ時間にでもサクッと対応しましょう。
- サーバーの契約
- ドメインの取得
- WordPressのインストール
- HP作成
サーバーの契約
「サーバー」とは、ソフトウエアやデータを保存・提供するための場所です。WEBページを表示させるためには、閲覧者がサーバーへアクセスし、サーバーがページ情報を提供します。
自分で1からサーバーを用意することも可能ですが、導入には専門知識や費用、スペースが必要です。そのため、WEBサイトを簡易に制作する場合はサーバーをレンタルすることが経済面でも機能面でも有効です。

サーバーが能力不足の場合、「WEBページの表示速度が遅くなる」「アクセスの集中によりサーバーダウンやエラーが発生する」などのリスクがあります。そのため、レンタルサーバーの取り扱いがある会社から最初は小さめの容量でレンタルし、閲覧者が増えてきたタイミングでサーバーを拡張することがオススメです。
ドメインの取得
「ドメイン」とは、「ネット上の住所」のようなものです。膨大な量のウェブサイトがそれぞれドメインを持つことで、どこにページがあるのかを特定するための仕組みです。
https://kdkn.co.jp/ → “kdkn.co.jp”の部分がドメインとなる
WEBサイトを作成するためにはこのドメインを取得する必要があります。
ドメインは1年で数千円の金額がかかります。また、ドメインは先着順となっているため、希望のドメインがあるか取り扱い業者へ確認、契約し、毎年料金を支払っていくことになります。
WordPressのインストール
契約したサーバーにWordPressのデータをインストールします。
1からインストール作業を行うとかなり手間がかかるようですが、最近は簡単インストール機能の充実で手間がかなり軽減されたようです。実際にサーバー契約の詳細で説明しているXserverはWordPressの簡単インストール機能が充実しており、数クリックで導入が可能です。
HP制作
作業量としてはここからが一番多くなります。
WordPressには「テーマ」と呼ばれるテンプレートが数多く公開されており、無料のものから有料のものまで数多く存在しています。私の作成したHPは「habakiri」という無料テーマを使用しています。
テーマ設定〜各種カスタマイズまで、参考にしたページや方法を細かくまとめているので、「habakiri」を使用したい!という方はぜひ参考にしてください。
コメント