今回は実際に副業から会社を起業しバーチャルオフィスを利用している私が、
自分のために調べた都内1等地のバーチャルオフィスを比較し紹介します。
バーチャルオフィスとは、「事業用の住所を借りられるサービス」です。
個人や少人数で起業する場合、バーチャルオフィスを利用することで
以下のような複数のメリットがあります。
- 事務所を用意する初期費用を抑えることができる
- 登記に必要な住所を用意できる
- ランニングコストも抑える事ができる
- 自宅住所がバレない
また、バーチャルオフィスには法人登記や郵便物転送といったサポートサービスもあり、
少人数で起業する場合に非常にオススメなサービスとなっています。
今回は1等地にあるおすすめのバーチャルオフィス6ヶ所を厳選してご紹介します。
バーチャルオフィスには、「住所貸し」以外のサービスも付加されている場合があります。
例えば「有人の受付」「貸し会議室」「郵便の転送」「シェアオフィス」が挙げられます。
今回は事業を行う作業場所は別にあり「住所だけ使いたい」方へ向けての記事となります。
なので、「郵便の転送」「法人登記」等のサービスは比較しますが、それ以外は考察ひかえめです。
なぜ1等地のバーチャルオフィスなのか?
今回紹介するのは「1等地にある」バーチャルオフィスに限定しています。
理由は、バーチャルオフィスを借りるのであれば、一等地に限ると考えているためです。
バーチャルオフィスの価格は、月に数千円という価格帯で、
都心一等地の場合とそれ以外の場合で
月に数千円〜数百円程度しか変わりません。
一方で名刺やHPに会社住所を記載した際の信用というメリットを考えると、
1等地に登録することが1番オススメである理由がよくわかります。
バーチャルオフィスの比較
おすすめのバーチャルオフィスを紹介します。
一覧で確認しやすいようにまずは表を、後半で各バーチャルオフィスの特徴を細かく解説しています。
サービス名 | 月額 | 借りられる場所 | 特徴 |
---|---|---|---|
レゾナンス | 1,650円〜 | 港区浜松町、中央区銀座、渋谷区神宮前、新宿区西新宿 | 圧倒的コスパ スタッフ常駐+オプション10種類以上でこの価格+紹介コードあり |
DMMバーチャルオフィス | 2,530円〜 | 中央区銀座、渋谷区渋谷 | 駅近、築浅物件 会員サイトが充実 IT系ビジネスにオススメ |
Karigo | 3,300円〜 | 銀座4丁目店、秋葉原店、青山・表参道店、自由が丘店など | 店舗によりサービスが異なる 地方都市も充実 |
ナレッジソサエティ | 4,950円〜 | 千代田区九段南 | 法人登記プランが充実 法人口座開設保証付き |
GMOオフィスサポート | 990円~ | 渋谷区道玄坂1丁目 | 選択したサービス次第では1番コストを抑えられる |
Regus | 8000円〜 | 千代田区、中央区、港区など その他全国に多数 | 選べる場所が豊富 将来的にレンタルオフィス利用予定であれば検討候補の1つ |
レゾナンス
レゾナンスは都内有数のビジネス街でもある
①東京都港区浜松町、②中央区銀座、③渋谷区神宮前、④新宿区西新宿
に事務所を構えるバーチャルオフィスです。
都内の一等地を格安に利用することができます。
サービスはどの店舗も共通、オプションで貸会議室や電話受付代行もあります。
また、通常月額は3300円のところが、
只今特別コードキャンペーン中で月額1650円から利用が可能です。
さらに半年契約・年間契約の場合、以下の紹介コードを入力すると初月分無料になります!
【aym-0284】※紹介コードは半年契約・年間契約の場合のみ適用

法人登記や郵便物の毎週末転送がすべて込みで月額1650円は相当リーズナブル。
ついでに銀行口座開設紹介や法人クレジットカード紹介などの会員様特別紹介サービスもあり。
バーチャルオフィスだと銀行口座開設が難しかったり、意外とありがたいサービスです。
そのほか、転送電話、電話秘書、フリーダイヤルなど、特別なオプションも10種類以上あります。
バーチャルオフィスに求められる基本機能を満たしつつ、
最安値でバーチャルオフィスを選びたいという人にピッタリ!

DMMバーチャルオフィス
DMMが提供する「DMMバーチャルオフィス」。2,530 円〜/月で利用可能。
バーチャルオフィスでも 都内一等地の駅近+築浅物件にこだわりたい人向き
<物件>
・銀座:東京都中央区銀座 →銀座一丁目から徒歩3分の新築オフィスビル
・渋谷:東京都渋谷区渋谷 →渋谷駅から徒歩2分のハイグレード物件
また、DMMグループなので安心感がありますね。
駅近+築浅希望という人向け
Karigo
月額料金3,300円のリーズナブルなプランから、
転送電話や電話代行など今の状況に合わせたプランを選ぶことができます。
基本サービスとして「住所貸し」「荷物の受取・転送・引き渡し(店舗による)」があります。
金額は特別安いということはないものの、
都内だけでも20か所以上+地方都市と、選択肢が豊富なので、
所縁のある土地も登録できるかもしれません。
ちなみに私はKarigoをバーチャルオフィスとして選択しました。
レゾナンス等と比較して月数千円高いですが、そこまで大きい金額ではないので好きな住所を選びました。
金額は月に数千円くらいであればこだわらない+所縁の土地を住所にしたい人向け!

ナレッジソサエティ
「これから登記!」という人にありがたいサービス多数。
実際に他のバーチャルオフィスで起業したからこそ、
ここのサービスのありがたさ・痒い所に手が届いているのが分かる。
・最大0円で法人設立可能 0円登記プラン
法人設立費用を登録免許税まで含めて最大全額までサポートする0円登記プランあり。(適用には条件があります。)
・法人口座が開設できなれば返金 法人口座開設保証
法人口座開設保証制度を用意。
法人口座が開設できないことを理由に退会する場合は、
初期費用を返金してもらえるようです。
バーチャルオフィスでの法人口座開設は実際そこそこ苦労します。
・千代田区のビルに法人登記可能
東京都千代田区九段南のビルを住所に利用することが可能。
東京の中心部にある信頼性の高い会社であることをアピール可能。
千代田区の住所が良い+法人設立の労力を極力かけたくない人向け。


GMOオフィスサポート
必要最低限のプランであれば最安値。
また、GMO関連のサービスも充実している。
必要最低限 住所だけ貸してほしい方
登記が必要ない方+郵便転送必要ない方→月額990円(郵便転送も必要ないってどういう用途??)
オプションを追加しても比較的安価に利用可能。
・基本料金+郵便転送料金+住所利用料金 →月額1,650円〜
また、ビジネス支援サービスとして
・GMOあおぞらネット銀行との銀行口座開設
・GMOあおぞらネット銀行の法人、個人事業主口座開設申込に利用できる
→地味にありがたいサービスです。(実際に他のバーチャルオフィスで開業したからこそ分かるありがたいサービス)
そのほかも、メールアドレスの準備、電子印鑑など、
GMO関連サービスを手厚く受けることができます。
いちいち各社サービス比較するのが面倒、
基本的にはすべてGMOサービスで統一する!
という方には一番おススメです。
Regus
Regusはレンタルオフィスがメインで、
バーチャルオフィスは付加的なサービスです。
バーチャルオフィスだけでなく、100名越えのレンタルオフィスも可能なので、
将来的に規模が大きくなるのが分かっているような事業であればおススメです。
4つのオフィスタイプに分かれています。
・プライベートオフィス:最も一般的なオフィスタイプで、1名から100名越えオフィスまで。自社アレンジも可能。
・セミプライベートオフィス: 1名〜3名程度の少人数用。パーテーションで区切ったオフィススペース。
・コワーキングスペース:共有型でオープンなオフィススペース。
・バーチャルオフィス:業務スペース(事務所)を構えることなく、事業を始める際に必要な住所、
電話番号などの基本的な情報などを借りることができるサービス。
若干高額ですが、選択できる拠点はどのサービスよりも圧倒的に多く、
将来レンタルオフィスを利用する予定があるのであればおススメです。


まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は都内にあるバーチャルオフィスに関してまとめてみました。
起業するにあたりバーチャルオフィスに関して一通り調べたので、
「せっかくなので」と、調べた内容を記事にしてまとめてみました。
私自身は「Karigo」を使用しています。
ちょうど自分が使いたいと思っていた所縁のある住所を借りられたのと、
金額も最安値とはいかないまでも標準的だったので選びました。
オフィスはいらないけれども、手続き上オフィスが必要という方は
ぜひこちらの記事を参考に、自分に合ったバーチャルオフィスを選んでみてください。
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